育児下手でも子は育つ

意識低い系面倒くさがり初産母の育児日々を綴ります。

心房中隔欠損症について

心房中隔欠損について
小児ではなく大人ではありますが
一例として自身の経過をブログに記します。


出生時
心雑音があると言われたが、
特に異常なしでフォローなく終わる


小学校
何もなし
きついマラソン短距離走も普通にやる
運動神経なく跳び箱4段も跳べなかったけど
まぁこれは関係ないでしょう
貧血とかもなく全校集会で倒れることに憧れる
保健室とも無縁


中学校
中1時、校内心電図で引っかかる
大きい病院で24時間心電図つける
やや乱れあり念のため県立こども病院に紹介
こども病院で2時間くらい超音波(エコー)検査

《心房中隔欠損症と診断》

カテーテル検査をする事に。
なお、中2時に登山という出来れば避けたい行事あったが
登山もマラソンも問題なくやってよいと非情な宣告あり、校内行事も家庭生活も変わらず過ごす
中3の夏にカテーテル検査
脚の付け根からカテーテルを心臓に通し
心臓から新鮮な血液がどのくらい古い血液に流入しているのかの量を調べる
結果、1.4倍以上なら手術のところ、2倍!
中3は受験もあるってことで1年後手術に。


高校
高1の夏休み中に手術のため入院。
夏休みの宿題を先生に聞いたら一発で答えて医者って凄いと思った
頑張ってねという医者の話に
いや先生が頑張って下さいねとか返していた変人患者
手術の説明あり
手術自体の成功率は、病院から家に帰る途中事故にあうくらいの確率で失敗するくらいだということ、
心臓手術のため一旦心臓を止め人工心肺を使うこと
心臓の穴はお尻の皮でふさぐことを教えてくれる

《心臓の手術は成功》

手術時間3時間ほど+ICUで半日過ごす
医者曰わく、
実際心臓見たらそのまま穴塞げそうだったので
心臓自体縫い合わせて穴を塞いだとの事
心臓の周りに水がたまりやすいため
1日水分は500mlまでとなる
入院期間は手術後10日を予定してたが
ストレスからかほとんど食べられなくなり
何でも食べて良いからと術後1週間で退院
術後の跡のケロイドについては
出やすい方で、もこっと赤く盛り上がり有り

その後は3ヶ月後、半年後、1年後とフォロー
どれも異常なし。
18歳時次は成人過ぎてからで良いとの話


成人時
めんどくさくて検査スルー


35歳時
妊娠をきっかけに医者から再検査の指示
出産が心臓に負担かけるから無痛分娩にするかの判断をしたいとのこと
大学病院にて超音波検査エコーと心電図検査
結果異常なしで通常分娩OKとの事
でもチキンなので無痛分娩に


結果、現在生活に何も支障なく過ごしております。
通院、フォローの必要性もないみたいです。

なお、手術について、
私の時は開胸しましたが
現在は医学の発展により、カテーテル手術もあるんじゃないかと(手術時医者が言ってた)思うので
お子さん、特に女児で術跡を気にされる方は
カテーテル手術出来るところを探してみても良いかもです。